ホーム > 新版 間違いだらけのリハビリテーション
 新刊

新版 間違いだらけのリハビリテーション

「起立-着席運動」のすすめ

新版 間違いだらけのリハビリテーション
著者 三好 正堂
ジャンル 暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康
医学・歯学・薬学
出版年月日 2017/10/05
ISBN 9784774516608
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせはこちら

ネット書店で購入

内容説明

目次

30年以上に渡って、1万1千人以上の患者を治療してきたリハビリ専門医が、本当に効果的なリハビリテーションの仕方を解説。リハビリの効果は、決して先端技術を使うことではなく、地道に筋活動を行うこと、実は最も簡単な「起立‐着席運動」を早期から繰り返すことによって生まれる。早期のリハビリが不足したり、無理に麻痺したほうを治そうとしたり、麻痺していないほうの強化を怠ったり、下肢の強化を軽視したりという、日本の医療現場で行われがちな「間違いだらけのリハビリテーション」が、患者の回復を妨げている実態にも警鐘をならす。



【著者プロフィール】

三好正堂(みよし せいどう)

医療法人 羅寿久会 浅木病院 会長。
九州大学医学部卒業。九州大学神経内科(黒岩義五郎教授)での5年間の研修、ニューヨーク大学リハビリテーション科(ハワード・A・ラスク教授)での3年間の留学を経て、1981年に開業。リハビリ専門医として34年間で1万1千人の患者を改善させた実績を持つ。早期回復のための運動として、椅子を利用して立ったり座ったりするシンプルな「起立‐着席運動」を提唱し、脳卒中急性期の片麻痺、大腿骨頸部骨折、肺炎など、多くの疾患で効果を上げている。
『改訂 脳卒中リハビリテーションの要諦』(現代書林)、『図解 脳卒中 家庭でできる簡単リハビリ』(実業之日本社)などの書籍出版のほか、リハビリに関する論文も多数発表している。
日本神経学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医、日本内科学会認定医。
はじめに

第1章 我が国のリハビリテーションは問題だらけ
リハビリ専門病院での治療は80%が不十分
・リハビリ治療の現実
・歩行能力の改善
・日常生活動作(ADL)の改善
・筋力の向上
・嚥下・呼吸の改善
脳卒中による嚥下障害の治療法
・嚥下障害の評価
・嚥下障害のリハビリ治療
なぜリハビリ専門病院のリハビリが不十分になったか
・理由1 麻痺を治そうとすると障害の回復がダメになる
・理由2 健側肢の強化が無視されている
・理由3 下肢の強化が重視されていない
・理由4 リハビリ治療を行うのは療法士だけという思い込み
・理由5 急性期病院でリハビリが不足している
一般病院・急性期病院でのリハビリ不足は深刻
それでも麻痺治療中心のリハビリはなくならない
諸悪の根源は廃用症候群
・1 筋力低下
・2 体力低下
・3 気力低下・認知症
・4 深部静脈血栓症
・5 肺炎
・6 関節拘縮
・7 排尿障害・便失禁
・8 褥瘡
・9 便秘・食欲低下
・10起立性低血圧・心機能低下
なぜ日本の在院日数は長いか
・2つの疾患での比較
・欧米と日本の考え方の違い
麻痺を治そうとすると社会復帰が遅くなる

第2章 本当に効果の大きなリハビリ「起立―着席運動」
起立―着席運動の行い方
起立―着席運動とはどういうものか
・準備
・運動のやり方
・回数
・起立―着席運動のスピード
・最初の起立―着席運動は医師が行う
・超重症者の起立―着席運動
・集団訓練の勧め
起立―着席運動は全身運動
・片麻痺のリハビリとしての起立―着席運動
強い筋活動ほど筋力を強くする
有酸素運動と無酸素運動
筋力を強化する運動と筋力を維持する運動
運動の強さ(メッツ)と運動の量(エクササイズ)
起立―着席運動のメッツとエクササイズ
一石十二鳥の起立―着席運動

第3章 肥満の体重を減らせば歩けるようになる
体重を減らせば運動能力が改善する
肥満の定義
肥満の治療─低カロリー食療法
・低カロリー食の作り方
減食療法と並行して行うべきリハビリ
栄養をとらなければ元気にならないというのは間違い

第4章 歩行障害を起こす病気のいろいろ
高齢者に多い「ロコモティブ・シンドローム」
自覚症状がないまま進行するロコモの怖さ
ロコモティブ・シンドロームの診断
・病歴
・診察
・ロコモの治療
ロコモを起こすさまざまな病気
骨粗鬆症
脊椎圧迫骨折
脊髄傷害を伴う脊椎圧迫骨折
変形性膝関節症
腰部脊柱管狭窄症
大腿骨頸部骨折
頸部脊髄症
パーキンソン病
ポストポリオ症候群
関節リウマチ
ニューロパチー
サルコペニア
サルコペニア肥満
1人でたくさんの病気を持っている高齢者
脳梗塞、パーキンソン病、頸椎変形症性脊髄症、腰椎圧迫骨折による脊髄円錐傷害の合併例

第5章 驚異的な回復をした人たち
急性リンパ性白血病・重度脊髄麻痺から社会復帰した人
寝たきり・24時間人工呼吸器から歩けるようになり、人工呼吸器を外した人
寝たきりからお孫さんに励まされて起立―着席運動を行って自立できた人
がんの末期まで起立―着席運動を行って充実した人生を送った人
がんの終末期でもリハビリを行うことについて

終 章 明るい高齢化社会を目指して
維持期リハビリについて
・急性期病院
・回復期リハビリ病院
・療養型病院
・維持期リハビリ
維持的リハビリの方法
健康年齢を伸ばすには
高齢者の生きがい
高齢者に仕事を

おわりに

ページTOPへ