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症状別でわかる認知症のトラブル対処法

介護が劇的にラクになる!アセスメントシート付

症状別でわかる認知症のトラブル対処法
著者 小板 建太
河野 和彦
ジャンル 暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康
出版年月日 2017/02/15
ISBN 9784774516202
判型・ページ数 A5・216ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

認知症の患者家族と介護従事者、そして施設経営者も必読の書。

怒りっぽい、暴力をふるう、万引きをする、徘徊が止まらない、食事や入浴を拒否、歩けない、嚥下ができない、幻視に悩まされる…などなど介護者を最も疲弊させるのが認知症の「困った症状」です。

今までの医療では治らないとされてきた「困った症状」が河野和彦医学博士が提唱するコウノメソッドではしばしば劇的に改善します。

本書は、介護家族や介護従事者の皆様がコウノメソッドを現場で使えるテクニックを解説した本邦初の試みです。

症状別に分類された対処法、見やすいイラスト、豊富な症例など、わかりやすさ使いやすさを心がけて本づくりをいたしました。

本書が介護家族や介護現場で働く皆様のお役に立つことができれば望外の喜びです。


<著者プロフィール>
小板建太
こいた・けんた
有料老人ホーム施設長、介護支援専門員として施設入所者や在宅介護者の支援をしている。福祉住環境分野でも建築士として活躍するかたわら住宅改修・福祉用具の講習会を開催し指導に携わる。
コウノメソッドと出会ってからは重度認知症患者の支援のため精力的に活動、その経験を活かして各地で講演会を開催中。認知症介護には全国各地で同じ問題があることを確信し、コウノメソッドを広く普及させるため一般社団法人認知症ケアアドバイザー協会を発足する。
認知症ケアアドバイザー協会
〒448-0013 愛知県刈谷市恩田町3-159-15
TEL:0566-93-5301 FAX:0566-93-5302
e-mail:miyabi-house@katch.ne.jp
ホームページ http://www.miyabihouse.co.jp/


はじめに 介護がこんなに楽になるなんて! 
●暴れている人は穏やかに、落ち込んでいる人は元気に!
●楽になるために、どうしても「勉強」が必要です

第1章 コウノメソッドで介護がこんなに変わった!
症例【介護職が救える、認知症の悲劇】
息子は、母の首を絞めようかと、何度も考えた
●物静かで優しかったおばあちゃん
●認知症の薬を飲んで周辺症状が悪化
●家族は夜中も眠れず、虐待も……
●施設が協力して
時間の見守り体制●家族を救うことが、患者さんを救うことになる
症例【間違った医療が認知症問題を大きくしている】
優しかった祖母がアリセプト服用で豹変
●受診して薬を飲み始めたら、とんでもないことに
●アルツハイマーではなかった?

第2章いままでの医療は認知症を治せなかった!?
医師は認知症を治せない
●ほとんどの医師は認知症のことがわからない
●認知症の専門医はもっと怖い
●誤診、薬の副作用で「困った症状」が
●認知症には4つのタイプがある
●アリセプトの作用が「危険」になる患者さんもいる
認知症の薬をやめると認知症が良くなるって、本当ですか!?
●アリセプトで患者さんが「炎上」することも
●ピックやレビーの人がアリセプトを飲むと
●アリセプトの副作用を向精神薬で抑える?
●アリセプトの増量規定が患者さん、家族、介護者を苦しめている
●お年寄りの、しかも認知症の人への処方なのに……
介護の手法にコウノメソッドの知識を組み合わせて
●「介護者には介護者の手法がある」
症例【ケアマネジャーが医師に危険を感じて(アリセプト炎上)】
認知症ケアは、本人だけを見ていても十分ではない
●認知症の薬を飲み始めたら怒りだした
●ケアマネジャー担当から現在までの援助経過
●経過から考えなければいけないことは……

第3章 コウノメソッドってどんなやり方なの?
コウノメソッドと河野和彦先生 
●患者ファースト、家族ファーストの認知症医療
●効果の高い正しい医療だが、なぜか一般に行われていない
介護者を救うコウノメソッド 
●認知症の問題の本質は「介護の苦悩」にある
●周辺症状と中核症状
●まずは、困った症状を治しましょう
●診断は大事だが、そこにこだわらず現れている症状に対処する
困った症状が取れるなら、なんでもやる
コウノメソッドが推奨するサプリメント、「米ぬか脳活性食」とは 
「赤ミミズエキス」と「カプサイシン」 
●血管を若返らせるサプリメント
●患者さんの飲み込みをサポートするサプリメント
コウノメソッドは介護者が主役(家庭天秤法とは)  
●コウノメソッドは「テーラーメイド」の医療
●家族(介護者)の情報がなければコウノメソッドは成立しない
●家族・介護職員こそ、勉強が必要
家庭天秤法のやり方、その一例 
●薬の加減は医師の指示にしたがって家族が、の大原則
●家庭天秤法は、このように行われる
●必要な情報(勉強)は、さほど多くはない
症例【「家族天秤法」の大切さを思い知らされた】
ピック病、薬の効きすぎから奇跡の生還 
●強い母親の「おかしな行動」が始まった
●専門医を受診しても症状はエスカレート
●薬が効きすぎてぐったり……
●薬の適量を見定め維持すると急速に回復
リバスタッチ・パッチは切って貼って 
●抗認知症薬の増量規定に抵抗するために
●赤ちゃんやペットの口に入らないように要注意

第4章 症状から見分ける認知症の種類
アルツハイマー型認知症
もの忘れ、判断力低下などの認知機能低下
脳血管性認知症
イライラ、暴言・暴力などが多い 
レビー小体型認知症
まじめで誠実な人がなりやすい 
前頭側頭葉変性症(ピック病)
社会常識がなくなって子どものようになる
前頭側頭葉変性症(意味性認知症)
言葉が出ない、物や事柄の名前がわからない
認知症のタイプ、混合型や変化型もある
●認知症のタイプは合併することも
●認知症のタイプは移行することも
患者さんを見れば、医師でなくても「誤診」がわかる
●徘徊│戻ってくるのはピック、迷子になるのはアルツハイマー
●大きな音が苦手、浪費、注意魔の人はピック病
●クルマの運転で、どんなトラブル?
薬の作用を見れば、診断が正しいかどうかがわかる
●処方された薬を服用したあとの患者さんの変化に注目!
●アリセプトを飲んだら、どうなった?
●抗うつ薬を服用したら、さらに元気がなくなった
●抗パーキンソン薬が処方されたら
症例 【認知症の患者さんと自動車の運転】
クルマの接触事故を起こしたピック病の橋本さん
●かくしゃくとした威厳あるお父さん
●入院中に認知症が悪化、大暴れ
●「コウノメソッド」で穏やかに
●家族・介護者の悩みをしっかり医師に伝えることが大切

第5章 こんなときどうする?   困った症状のコウノメソッド解決法
食べない患者さんをどうするか→食欲セット
●元気がなくなり、食べなくなった
●コウノメソッドの食欲セット
徘徊が始まったら
●アリセプト徘徊ではないか、と考える
●改善の可能性もあるが……
●家族の方の対処方法
寝ない、夜中に騒ぐ
●寝ない患者さんにも、介護者は苦労する
●睡眠薬を使うことは、決して悪ではない
●眠れない人にとって、睡眠薬は必要な薬
●適量を見きわめるのは介護者(家族)の役割
拒否行動のいろいろ1
病院へ行かない(受診拒否)
●早期発見・早期対応が大切だが
●本人が拒むので受診が遅れる
●穏やかで会話も可能な場合は「健康診断」として
●興奮して暴れているときは
拒否行動のいろいろ2
お風呂に入らない、着替えをさせない、食事を食べない(介護拒否)
●介護・介助の拒否にはウインタミンが基本
●症状の現れる時間に合わせて、事前に頓服
激しい暴言・暴力には、どう対応するか
●介護者の心を折るのが暴言・暴力の症状(病気が言わせている)
●的確な薬物療法を積極活用すべき
●薬は漫然と使うものではなく、症状に応じて減らしていく
食事でむせる(誤嚥)
●お年寄りの誤嚥は、注意すべき症状
●「米ぬか脳活性食」のガーデンアンゼリカが多いタイプを
●飲み込む筋肉に刺激を与える「カプサイシン」
歩行障害(お年寄りは「転倒させたら終わり」)
●認知症による歩行障害はレビーを疑う
●患者さんのリズムでサポート
●「コウノメソッド」の「歩行セット」
●シチコリン、グルタチオンの点滴
無気力・無表情、元気がない
●認知症の「うつ状態」はうつ病とは異なる
●服用している薬と患者さんの反応に注目
●抗うつ薬をやめるときは医師の指示のもとで
●早い段階で気づいて、介護に工夫を
施設の入所資格をクリアするために
●難民となる患者さんは薬で寝かされる
●コウノメソッドで周辺症状を取ってから施設へ
患者さんとの最後の時間を大切にしたいときに
●患者さんと家族のハッピーエンドのために
●「老衰セット」とは

第6章 知っておきたい病院のかかり方
認知症という病気を理解する、勉強する
●認知症医療の一端をになっている家族、介護職
●優先順位をつけて簡潔に伝える
●薬の特性を勉強して、服用の結果を伝える
●医師はもっと敷居を低く、介護職員は遠慮しないで
コウノメソッド実践医を有効活用する
●コウノメソッドを実践している数少ない医師たち
●困ったドクターにかかり続けるのは危険
コウノメソッド実践医にかかればすべて解決する、とは考えない
●現状の認知症治療には危険がひそんでいる
●「コウノメソッド」は魔法ではない
●実践医にかかれば解決、というわけではない
●家族・介護者が医療に介入していくことが大切
症例【治る認知症のはずが…】
「米ぬか脳活性食」の飲用で施設生活に適応できた
●甲状腺機能低下症で認知症の症状が?
●認知症の症状だけが残り、悪化していった
●認知症はサプリメントでコントロールできている
●受診が最善とはかぎらない場合もある

第7章 施設経営とコウノメソッド
私たちはこうやってうまくいってます
●河野先生との運命的な出会い
●職員が「コウノメソッド」を理解しているからこそ
介護保険改定後も生き残る介護事業所になるには?
●介護事業所は、認知症患者を受け入れざるをえなくなる
●社会的なニーズの高まりを察知しよう
●介護の力には、どうしても限界がある
●家族に喜ばれ、職員は仕事にやり甲斐を感じる
施設が「コウノメソッド」を実践するために
●施設の嘱託医とうまくやっていく
●隠れて実践している施設もある
施設が「コウノメソッド」を有効活用するために
●施設の価値を高める「コウノメソッド」
●家族を教育することも大切
施設(介護職)にも「コウノ メソッド」を普及させよう
●認知症受け入れ施設にレクチャー
●ケアマネジャーや介護職の人たちの勉強の場がない
●経営者、職員、家族を巻き込んで「コウノメソッド」を広めたい

コウノメソッド対応「認知症アセスメントシート」

おわりに いまこそ介護職の腕の見せ所

索引

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