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改訂新版 もっと願いをかなえる乳房再建

改訂新版 もっと願いをかなえる乳房再建
著者 辻 直子
ジャンル 暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康
出版年月日 2016/09/16
ISBN 9784774515922
判型・ページ数 A5・128ページ
定価 1,320円(本体1,200円+税)
在庫 在庫あり

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目次

はじめに

PROLOGUE 患者さんの気持ちに寄り添う「乳房再建」を目指して
乳房は女性のアイデンティティーの象徴
もし、乳がんになってしまったら……
「がんが治れば、それでいいじゃない」といわれるけれど……
女性同士だから、乳房再建を望む気持ちがわかる
乳房再建にできること
乳がんになっても、女性としての人生を謳歌できる
暗い気持ちから解放され、前向きになれた40代のIさん
意志を貫き、女性としての自信を取り戻した40代のFさん

PART1 人ごとではない、発症率の高い乳がんとその治療法
治療を受ける前に知っておきたい乳がんの知識
乳がんって、どんな「がん」?
乳がんの罹患率は今や11人に一人
乳がんの診断
乳がんの進行を示す「ステージ(病期)」
中心的な3つの治療とその流れを理解しよう
全身のがん細胞を攻撃する「薬物療法」
局所の再発を防ぐ「放射線治療」
乳がん治療の基本手術
再発に備える

PART2 失った乳房と当たり前の日常生活を取り戻す「乳房再建」
乳房再建の方法は複数あるので、しっかり選びたい
乳房再建の意義 
「いつ」 一次(同時)再建と二次(待期)再建 
一期再建と二期再建 
「どの方法で」 自家組織再建と乳房インプラント再建の違い 
乳房再建術の方法と流れ
しっかり情報を得て、じっくり選ぶ 
代表的な再建方法を知っておこう 
乳房温存術後の乳房再建
乳輪・乳頭の再建 

PART3 自分の脂肪と幹細胞を使う「CAL組織増大術」─再生医療を用いた新しい乳房再建術─
最新の再建術で安心して美しい胸をつくる
東京大学医学部形成外科との共同研究で生まれたCAL 
CALは臨床研究で安全性が認められている 
「幹細胞」を豊富にすることで生着率は格段にアップ 
「幹細胞」を抽出する独自の方法 
CAL組織増大術の特徴 
CAL乳房再建の問題点:一度にたくさんは注文できない 
CALでどのように乳房再建するか
乳房切除(全摘)後のCAL乳房再建 
Step‐CALの治療の流れ 
Step‐CALの適応:どんな人に向いているか 
乳房温存後の乳房再建 
CAL乳房再建の流れ 
CALの症例集
[症例1]42歳 身長152cm 体重49.8kg BMI21.6
[症例2]42歳 身長163cm 体重67.4kg BMI25.4
[症例3]43歳 身長151cm 体重41.5kg BMI18.2
[症例4]61歳 身長152cm 体重65.2kg BMI28.2
[症例5]45歳 身長157cm 体重64.2kg BMI26.0
[症例6]41歳 身長157cm 体重59.4kg BMI24.1
[症例7]62歳 身長153cm 体重53.9kg BMI23.0

Q&A 乳房再建の疑問にお答えします!
Q1 乳がんの手術後、どれくらい経てば再建できますか? 
Q2 温存手術後、放射線治療をしていますが、再建は可能ですか? 
Q3 化学療法やホルモン治療を受けていても、乳房再建は可能ですか? 
Q4 乳房再建を受けた場合、がん再発の発見に支障はないでしょうか? 
Q5  乳房インプラント再建を受けたあとでも左右差を調整できますか? 
Q6 CAL乳房再建で脂肪を採取・注入する際、傷あとは残るでしょうか? 
Q7 乳房再建と同時にボリュームアップすることは可能でしょうか? 
Q8 CALを用いた乳房再建で痛みの程度や期間はどのくらいですか? 
Q9 再建後の乳房のケアは、どのような点に注意すればいいですか? 
Q10 下着はどのようなものを選べばいいでしょうか? 

コミックエッセイ
知って欲しい、「乳房再建」のこと 
あなたに合った乳房再建プランを! 

コラム
1日本でも広がるピンクリボン運動 
2乳がんは遺伝する? 

おわりに

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