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 新刊

うつ・心の病気 本気で治したいあなたに贈る本

ホリスティック医療で心がスーッと軽くなる

うつ・心の病気 本気で治したいあなたに贈る本
著者 信田 広晶
ジャンル 暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康
人文・思想 > 心理
出版年月日 2016/08/03
ISBN 9784774515779
判型・ページ数 4-6・204ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

薬に頼るだけではよくならない。社会の複雑化に伴いパワーアップするうつ病やパニック障害など「心の病気」は、投薬中心の治療では回復が難しくなってきている。  

病気を表面的に捉えるのではなく、患者さんをトータルに診て、個々の患者さんが「治る方法」をオーダーメイドで探していくことこそがホリスティック医療の根幹である。薬は、あくまでも補助にすぎない。

「治らないストレス性疾患はありません。あきらめてはいけない」
心のトラブルで悩むすべての人に贈る熱いメッセージの書。

類書ではあまり触れられていない、職場復帰するための「リワークプログラム」の解説にもページを割いた。


 

 


信田広晶(しのだ・ひろあき)
医療法人社団心癒会
しのだの森ホスピタル理事長・院長
日本精神神経学会認定精神科専門医

千葉県出身。東邦大学医学部卒業後、東京女子医大病院生支援神経科、武蔵野赤十字病医心療内科などを経て、しのだの森ホスピタル理事長・院長に就任。
ホリスティック医療を実践しており、薬物治療などの西洋医学だけに偏ることなく、各種心理療法、自然療法、音楽療法、東洋医学など多角的アプローチで、その人にあった治療メニューを個別に提案、リラクゼーションを提供することで、患者自身の自然治癒力を最大限に引き出し、自然な回復をもたらす医療を心がけている。

はじめに

プロローグ 「治す治療」を実践しなければならない
うつ病人生を歩んでいた、元キャビンアテンダントの復活
●30年以上も抗うつ薬を飲み続け……
●喪失していた「自分」を取り戻した!
●「癒し」の治療を追究
規格外の精神科医になろう
●心の病気は治らない?
●私に火をつけた、患者さんの一言
●精神科が扱う疾患は、何もわかってない
ストレス性疾患は社会が生んでいる、という見方
●ストレス性疾患は、時代とともに変化している
●「新型うつ」というカテゴライズは危険
●「病気」ではなく、「人」を診る
結果を出せる治療にこだわる
●治らない「うつ病」はない
●治らない病気はありません!
●チームで提供するホリスティック医療

第 1 部 「心に響く医療」が「治る力」をはぐくむ

PART1  いままでの治療に足りないもの
●治らないのは、治療が適切でないから
●現代医学はストレス性疾患が苦手
●治すためには方法にこだわらない
●画一的な治療では対応できない疾患
●治療の第一歩は、自分の病気について知ること
●患者さんの良いところを見ていく
●役者が役づくりをするように、患者を診る
●精神科医は、考え方を変えるべき

PART2  薬漬け医療は、なぜ起きたのか?
●医者や製薬会社が儲けたいから?
●プラシーボ効果をもっと重視せよ
●ストレス性疾患を過小評価してはいけない

PART3  なぜ、ホリスティック医療なのか?
ホリスティック医療のいろいろ
●いろいろな療法を組み合わせたオーダーメイドの治療
●薬は必要に応じて最小限で使う
●非常に有効な認知行動療法
●いろいろな心理的トレーニング
●家族や職場の人へのケアも大切
●音楽療法で悩みから解放
●振動が心を癒す
●心を浄化する、森林療法
●アートセラピーで自分をさらけ出す
●タッチング、アロマテラピー
●冷えた心身を温める漢方薬
自然治癒力を引き出す「癒しの場」としてのストレスケア病棟
●入院しても症状が悪化する場合も
●自然との触れ合いを意識する
ホリスティック医療はチームワークで成り立つ
●「臨床心理士」をはじめとする各種の医療スタッフ

PART4  仕事に復帰するための「リワークプログラム」
●復職できて、初めて「寛解」
●リワークプログラムとは
●大企業の問題
●中小企業にとって復職は死活問題
●リワークプログラムの実際
●再発させないための工夫
【症例・重篤なうつ病から復職へ】
小さなステップを慎重に踏んで、寛解、さらに復職へと結びつける
●廃人のようになって現れたエリート
●病気の寛解、リワーク準備、リワークデイケア、そして復職へ

PART5  ドクター選びのポイント
●ドクター選びは、患者さんの重要な仕事
●転院を考えたほうがよいケース
●医師を信頼することも大切

第 2 部 症例で見る心の病気の治し方

PART1  うつ病
【症例1 女性の典型的なうつ病】
本人がうつ病とは思っていない
●原因不明のさまざまな症状
●本人も家族も「うつ病」であることを受け止めること
●お母さんはつらいよ
【症例2 男性の典型的なうつ病】
課長に昇進したが重責に応えられない
●「会社に申しわけないので、死んでお詫びしたい」
●「あなたが休むことが、会社のため」
●自分を取り戻してもらうための入院治療
【症例3 いわゆる「新型うつ」と呼ばれる病態】
うつ病で会社に行けないけど、サーフィンはできる?
●「会社へ行ってもパッとしなくて……」
●「新型うつ病」とまとめて軽視するのは危険
●世の中がつくっている、新しいうつ病
●自分の状況に困っていなければ「アパシー」か「回避性人格障害」
●自分のリズムを取り戻したうえで、家族や職場の理解が重要

PART2  双極性障害(Ⅱ型)
【症例4 うつ状態から始まる双極性障害Ⅱ型】
うつ病と診断され、抗うつ薬を飲み続けたが……
●どうしても学校へ通えない
●「そういえば、悪くなる前はいつも元気な時期があった」
●ストレスケア病棟で入院治療、復学

PART3  パニック障害
【症例5 パニック障害1】
50代になって、やっと発作のない生活を取り戻した!
●30年以上、パニック障害を抱えて生きてきた
●「ようやく自分の人生を楽しめる!」
【症例6 パニック障害2】
電車に乗れない、歯医者、美容院へ行けない
●電車内で急に心臓がバクバク
●留守番もできなくなった
●「恐怖のネットワーク」を断ち切る
【症例7 パニック障害3】
コーヒーの飲みすぎでパニック障害に!?
●原因不明の動悸に不安
●心臓バクバクの原因はコーヒーだった?
●パニック障害はほぼ100%、治る

PART4  社交不安障害
【症例8 社交不安障害1】
結婚が決まったけれども、披露宴が怖い
●会議でしゃべれないから、トラック運転手になった
●4カ月でスピーチ恐怖を克服
【症例9 社交不安障害2】
私のからだが臭いから、みんな窓を開ける
●子どものころの思い込みが発症のきっかけに
●抗不安薬はできるだけ使わず、集団認知行動療法を
●歪んだ認知を修正することができれば再発しない

PART5  強迫性障害
【症例10強迫性障害1】
お風呂から出られない、車を発進できない
●思いがけないことがきっかけとなって
●強迫性障害には薬物療法が不可欠
【症例11強迫性障害2】
ご主人が帰宅したら、玄関で全裸にしてお風呂場へ直行
●症状がエスカレートして家族を巻き込むように……
●3カ月の入院治療で寛解、ご主人も家に帰れた

PART6   睡眠障害
【症例12概日リズム睡眠障害】
朝どうしても起きられず、大学をあきらめかけた
●何をどうしても朝起きられない
●睡眠を理解し、正しい「コツ」を知る
【症例13精神生理性睡眠障害】
「健康のために8時間寝るぞ」と思い込みすぎてノイローゼに
●寝ようと悩んで寝られなくなった
●「たくさん寝るのはもうこりごり」

PART7  発達障害(アスペルガー症候群・注意欠陥多動性障害[ADHD])
【症例14アスペルガー症候群】
実は、律儀で人への気遣いのある優しい人が多い
●周りの理解が、職場復帰を支援
【症例15注意欠陥多動性障害(ADHD)】
ADHDでもふつうに仕事ができるようになる
●無意味な作業を8時間も続けていた
●自分の状態を理解し、対処法を身につけることが大切

エピローグ 言霊の力を信じて
精神科医の一言は外科医のメスと同じだ!

あとがき

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