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君が勇気をくれた

九回裏のフルスイング

君が勇気をくれた
著者 松尾 健史
ジャンル 文学・評論 
出版年月日 2016/01/07
ISBN 9784774515519
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 1,518円(本体1,380円+税)
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

「自分の声に従いたい。
そうしないときっと、後悔だけが残るから……」

全国高等学校野球選手権 神奈川大会 準決勝、
県立南台高校 対 県立相沢高校、
場面は九回裏、ツーアウト二、三塁。
逆転のチャンスが劣勢の南台にめぐってきた!
満席のスタジアム、その視線は一つの白球に注がれていた……。

大会注目のスラッガー岸川勇人、
中学までいじめられっ子だった野上貴志、
野球部キャプテンで補欠の佐藤元気、
岸川勇人の兄・岸川太一、
南台高校野球部OB・岩崎淳一郎、
元高校球児で球審の古賀善雄、

一つの白球を見つめる6人が織りなす
心洗われる成長物語。



【著者からのメッセージ】

年を重ねるごとに時間の経過が早くなっているのではないか、と
感じることがあります。
生意気にも日常を送ることに小慣れてしまっているとき、
新鮮な気づきや刺激、心が震える感動を与えてくれるのは、
僕の場合、決まって目の前にあらわれる「人」です。
周りの誰かの姿に触れるたびに、胸の内側に熱が生まれます。
その熱が僕の人生の動力となります。
人生を一歩前へと進めてくれるのです。
この物語が、ほんのちょっとでも、
読んでいただいたあなたの勇気の足しになったら幸いです。
(「あとがき」より抜粋)

 




★各界の皆様から頂いた推薦のお言葉を紹介!

 

喜多川泰
作家
今、この瞬間、誰もが人生の主人公だと思える一冊

 


篠田隆一
天一書房瀬谷店 店長
http://www.tenichi-books.com/store.html

個性溢れる登場人物。
全員を応援したくなる、
そんな小説です。


小川貴史
読書のすすめ 
http://dokusume.com/modules/store/

20代、30代の若い人たちに
読んでほしい。
イヤでも前に進みたくなる。


清水克衛
読書のすすめ 店主
http://dokusume.com/modules/store/

人生は一発逆転が本当にエキサイティングで楽しい!
とにかく、期待して読んでください。

 


~読者の方より~

 

 ●三上様 30代 会社員 男性
 
一つの場面に登場人物のドラマ、思いが
込み上げてくる。
すべてに「ガンバレ」と声が出てしまいそうになりました。
きっかけが起こり、
行動に移すことで
これからを切り開くことができることを教えてもらいました。
今出来ることを、一つ一つ積み上げていこうと思い
胸が熱くなりました。


●Y様 小学校教師 男性 50代
 
とても爽やかな読後感です。
一つの物語を6人の登場人物を通して
描き出していく。新鮮でおもしろかったです。
まさに「元気が出る本」と呼ぶにふさわしい1冊ですね。


●S様 男性 教員

9回裏の攻防に関わる人たちの
「想い」「視点」「感情」を見事に描く本作品は
身近な人間への「思いやり」の心に
気づかせてくれます。


●T様 男性

松尾さんの作品は
いつも心を軽くし背中を押してくれます。
物語の登場人物も
人の心を軽くし、背中を強く押していました。
ところが、その事実に気づいている人もいれば、
気づいていない人もいることを実感しました。
感謝の思いをそっと伝えたいと思いました。


★M様 教師 男性
いろいろな角度からの思いがあって
一つの打球を追う気持ち……。
共感できました。


★Y様 アルバイト 男性
帯に惹かれて購入しました。
お読み終えてすごく気持ちよかったです。
天職活動中で、日々不安になるのですが
挑戦することの大切さ
最初の一歩を踏み出す勇気を
つかめた気がします。
人に会いたくなりました。


★S様 教師 女性
色々な人の目線で進んでいく展開に
ドキドキさせられました。
一人ひとり違う人生が、
出会いによって交差していく……、
その様子が物語で楽しめて、とても新鮮でした。
読んでいる私の方が勇気をもらえました。


●男性 20代 教諭
情熱にあふれていた頃の自分を思い出し、
今の自分と比較する。
もっと、情熱にあふれた自分になりたい、
自分のやりたいことに素直になり、
悔いのない人生を送りたいと思える1冊。


●川口達也様
みんな誰かに勇気をもらい
誰かを勇気づけている存在なのだということ、
そして、だからこそ
今、目の前にあることに全力で取り組むことが
大切なのだということを感じさせられました。


●男性 会社員 40代
自分も小学校から高校まで野球をやっていました。
物語にぐいぐい引き込まれていきました。
自分自身の純粋性を思い出しました。
この話のように勇気を持って
一歩前に出ることを心掛けていきたい。


●尼子宗成様
登場人物それぞれの
刹那の心の動きや機微が描かれていて
物語に引き込まれました。
「いつか終わりがくると知っていたら
今をもっと大切にできるだろう」
本当にそうですね。
本書を読んで背中を押されました。


●T.K様 男性 22歳 学生

選手だけではなく
周囲の人々にもスポットを当て
選手だけではつくりだすことのできない物語として
見事に描かれているな、と思いました。
普段とは違うものの見方をしながら
読むことができたように思います。
裏方であったり、
普段はあまり語られることのない人物の物語というのも
面白いですね。


●S様 男性・40代

社会に出た大人たちの葛藤や迷い、
決断、勇気の大切さ、心の叫び、
行動の勇気の一歩に感動をもらいました。
この本との出会いに感謝です。

 
 

 

 

 


 【著者プロフィール】
松尾健史(まつお・たけし)

1980年、佐賀県武雄市生まれ。
横浜国立大学卒。
まったく新しい塾の在り方を追求している横浜市の学習塾「聡明舎」で、
中高生の指導にあたっている。

2008年に『I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)で作家としての活動を開始。独特のファンタジー自己啓発小説として、注目を浴びる。
続く『ブレイクスルー』(現代書林)では、若者たちの現状突破ストーリーを爽快に描き、幅広い読者層からの支持を得る。
『ブレイクスルー』の出版以降、執筆活動だけでなく、
「一歩踏み出す勇気」をテーマとした講演活動を行うなど活動の幅を広げている。

 

 

 

 

伝令
STORY1 「このクライマックスをとびきりかっこよく実況したい」
野上貴志 南台高校・放送部部長 ─ バックネット裏・観客席
STORY2 「チーム全員を信じてる」
佐藤元気 相沢高校・野球部キャプテン ─ 三塁側・相沢ベンチ
STORY3 「選手たちの輝きを支えたい」
古賀善雄 球審 ─ キャッチャー後方
STORY4 「新しい何かに挑戦したい」
岩崎淳一郎 南台高校野球部OB ─ レフトスタンド

勝負
STORY5 「こんな僕でもやればできることを示したい」
野上貴志 ─ バックネット裏・観客席
STORY4 「一緒に甲子園に行こうぜ」 
岸川勇人 南台高校野球部4番 ─ バッターボックス
STORY6 「あと一歩の生き方から決別したい」
岩崎淳一郎 ─ レフトスタンド
STORY7 「打てよ、勇人」
岸川太一 岸川勇人の兄 ─ 一塁側ベンチ上

フルスイング
STORY8 「勝負の行方を見てみたい」
野上貴志 ─ バックネット裏・観客席
STORY9 「俺の役割はみんなを甲子園に連れて行くこと」
佐藤元気 ─ 三塁側・相沢ベンチ
STORY10 「人生を込めてジャッジする」
古賀善雄 ─ キャッチャー後方
STORY11 「かっ飛ばせ!」
岩崎淳一郎 ─ レフトスタンド
STORY12 「ファインダー越しに成長が見える」
岸川太一 ─ 一塁側ベンチ上
STORY13 「みんなのために打つ」
岸川勇人 ─ バッターボックス

ホームランボール
人生の決断 岩崎淳一郎
二度とない時間 佐藤元気
挑戦する勇気 野上貴志
人生の充実 古賀善雄
心が震える 岸川太一
憧れがあるから 岸川勇人

あとがき

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