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冷え症を治す!女性の悩みにやさしい漢方

なるほど漢方

冷え症を治す!女性の悩みにやさしい漢方
著者 原田 智浩
ジャンル 暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康
出版年月日 2015/02/03
ISBN 9784774515076
判型・ページ数 4-6・192ページ
定価 1,430円(本体1,300円+税)
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

西洋医学には「冷え症」という病名がないことはご存じですか?
たとえばあなたの「むくみ」「頭痛」「腰痛」「手足のほてり」「けだるさ」等々が、

じつは「冷え」というたった一つの病気が原因だといわれたら、信じられますか?

著者は西洋医学と東洋医学を駆使して、
つらい症状の根本原因に迫る医学博士であり、漢方専門医です。

本書は漢方がとらえる「気血水」のうち、とくに「水」にあたる冷え症にフォーカスし、

その背景から具体的な症状と解決法、さらに漢方薬の処方まで
多くのケースを通してわかりやすく、具体的に書かれた女性の悩みの解決書です。

たくさんの医療機関でたらい回しにされたことのある方、
長年たくさんの薬を服用しつづけている方、必読の書です。

はじめに 体の中からきれいにする漢方術

【第1章】不調はゆがみの現れです

「気を見る医療」と「森を見る医療」
健康な状態は、きれいな円の形と考える
漢方における病気とは、ゆがみである
体のバランスを測る5つのものさし
「気血水」のゆがみが病気をつくる
肥満も体のゆがみです
ゆがみを補正するのが漢方医療
心と体は切り離せない
アメーバのようなゆがみだからこそ、漢方

【第2章】冷え症に悩む方に

「冷え」はすべての慢性不調のベースにある
「体表の冷え」からくるケース
CASE1 足がむくんで痛みます
CASE2 足は冷えるのに手はほてり、口も乾きます
CASE3 いつもけだるくて、朝起きられません
CASE4 長年の腰痛に加え、坐骨神経痛まで
CASE5 頭痛がつらくて、お薬を飲んでも治りません
CASE6 足がしびれて歩けません
CASE7 腰がしびれたように冷たく重だるいです
CASE8 腰とひざが慢性的に痛いです
「内臓の冷え」からくるケース
CASE9 どうしてこんなにお腹が痛くなるのでしょう
CASE10 いつもお腹が張って痛くなります
CASE11 お腹から背中、後頭部まで痛くなります
CASE12 食欲はあるのに、食べられません
CASE13 下痢が続いて、体もだるいです
うそのような冷え症(1)
CASE14 風邪なのに熱が出ず、すごく寒い
うそのような冷え症(2)
CASE15 手足が冷たいのに、気のせい?
うそのような冷え症(3)
CASE16 冷えているのに、足の裏だけ熱いです
冷えは日本人の宿命? なぜこんなに多いのか
なぜこんなに多様な症状が出るのか
一見わかりにくい冷え症
冷え症に効く西洋薬はない
冷えの強さで変える、体を温める漢方薬
冷えに対する四物湯の発展処方と呉茱萸を含む処方
強い冷えに対する甘草乾姜湯の発展処方
非常に強い冷えに対する附子を含む処方
老化を防ぐ補腎剤の発展処方

【第3章】胃腸が弱くて太れない方に

胃腸は体の中心、元気のもと
CASE1 慢性的に胃の調子がよくありません
CASE2 食後胃がもたれて、頭も重くなります
CASE3 胃が冷えて痛く、下痢することも
CASE4 緊張でお腹が痛くなり、下痢と便秘に
CASE5 疲れやすいし、下痢も止まらない
胃腸は元気の源。食べられることが健康の基本
お腹は体の中心で、免疫の要
体を温め、胃腸を丈夫にする人参湯の発展処方
体の中心、胃腸を建て直す建中湯類
胃腸のこわばりを取る桂枝加芍薬湯の発展処方

【第4章】便秘、お腹の張り、ガスに困っている方に

女性に多い慢性便秘
CASE1 高熱が出たあと、お腹が張って苦しいです
CASE2 お腹にガスがたまりやすく、キュッと痛みます
CASE3 足の冷えとむくみと便秘があります
CASE4 頑固な便秘に薬も効かなくなりました
CASE5 うつ病を再発し、そのせいか便秘気味に
CASE6 長いうつ病で、便秘も悪化しています
東西医学の便秘のとらえ方
便秘は毒素が体内にたまった状態
体力に応じて薬を使い分ける、便秘に効く漢方処方
体力のある人の大黄剤(攻下剤)
体力のない人の大黄剤(潤下剤)と建中湯類

【エピローグ】西洋医学と漢方医学を融合

私の漢方医学との出会い
私が漢方医療を行う理由
西洋医学と漢方医学を融合・併用するということ
本格漢方医療の立ち上げまで

おわりに

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