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一流を育てる 秋山木工の「職人心得」

一流を育てる 秋山木工の「職人心得」

<推薦> 稲盛和夫氏 京セラ創業者 盛和塾塾長~ 「心」を育て、「人生」を豊かにする日本人の「働き方」がここにあります。~

著者 秋山 利輝
ジャンル ビジネス・経済・キャリア
ノンフィクション
出版年月日 2013/10/15
ISBN 9784774514321
判型・ページ数 A5変・136ページ
定価 1,320円(本体1,200円+税)
在庫 在庫あり

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内容説明

目次

<推薦>
稲盛和夫氏 京セラ創業者 盛和塾塾長
「心」を育て、「人生」を豊かにする日本人の「働き方」がここにあります。

■独自の人材育成制度で注目を浴びる「秋山木工」
秋山木工は、注文家具をつくる職人集団です。宮内庁や迎賓館、国会議事堂、高級ホテル、高級ブランド店、百貨店、美術館、病院から一般のご家庭まで、様々なお客さまに家具を提供しています。
「秋山木工」が注目されているのは家具作りだけでなく、独自の職人育成制度にあります。人間性を重視した独自の職人育成制度は業界の内外から注目を集め、国内はもちろん、海外からも多くの方が見学に訪れ、多くの経営者が参考にしています。

■心が一流になれば、技術も必ず一流になる
本書で紹介する秋山木工の『職人心得三十箇条』は、職人としての心構えを説いたもので、秋山木工の人材育成の基本が凝縮されています。
秋山木工では毎朝、『職人心得三十箇条』を全員で唱和します。
一回では忘れてしまうことも、一〇〇回、二〇〇回と繰り返せば何とかなる、と著者は言います。
毎日唱和して、心に落とし込み、血肉になっていくと、考えずとも口に出るようになる、すると行動に出るようになる、というのです。
『職人心得三十箇条』には特別なものはひとつもありません。礼儀、感謝、尊敬、気配り、謙虚な心……など、昔から日本人が実践してきた教えを大切にすれば、「心」は自然と育つのです。
『職人心得三十箇条』は、職人だけでなく、ビジネスマン、商売をされている方、学校の先生方、世の中で人と関わりながら生きているすべての方の役に立ちます。ぜひ、みなさんのお仕事に人生にお役立てください。


【唱和】秋山木工の「職人心得三十箇条」(全箇条)

 「職人心得三十箇条」全文を、秋山木工の丁稚のみなさんが唱和しています。ぜひご覧ください!

 




<読者の方より>

●男性 自営業 70代

社員を採用するとき、
親に必ず会いに行き、3時間も面談して
「この親なら」と思えなければ
雇い入れないとの話は胸を打ちました。


●男性 60代

私も職人として40年勤めましたが、
職人心得30箇条に照らし合わせて考えますと、
自分なりに努力したつもりでしたが、
足元にも及びませんでした。
職人としては現役を退きましたが、
この先の人生において、
職人心得30箇条を信念に、
子・孫・近隣の方に接していく覚悟です。


●女性 60代

挨拶は常識だと思っていましたが、
この本を子育ての時に読ませてもらっていたら、
もっと心がけていたと思います。
この本を長男、長女に渡したいと思います。


●男性 30代 (エンジニア)

私はサービス業とは異なる職種ですが、
すべてにおいて感謝するという点は
共通のことと思い、大変に共感しました。
この本を購入する際、職種が違うので
内容が自分とあうかな、とためらったのですが
読み進めるうちに
どんどん共感できる部分が発見されていき、
あっという間に読破しました。
改めて、本を読むことを面白く思いました。


●女性 40代(教諭)
 
中学教諭をしています。
今の子どもたちを見ると、
このままで良いのかと思うことが
多々あります。
しつこく指導すると、本人のみならず、
保護者からも苦情の毎日……。
しかし、この本を読み、
しつこく、そして、おせっかいに指導し続けることが、
大切だと思いました。
とても参考になりました。


●木工職人Kさん
 
“技術”は真似できても“心”は真似できない
--いい言葉ですね。私もそう思います。
いい“仕事”はいい“心”から生まれる。
そして“心構え”を育てる為には
“体構え”(朝のマラソン、あいさつ、服装、レポート、用具等)が大事。
私もまったくそのとおりだと思います。
これからも、素晴らしい職人を育て続けてください。


●男性、50代【会社役員)

社員教育について
いろいろと考えています。
今後の社員教育に役立つように思います。
私自身が本気になって教育するかどうか、

どう持続できるかが大事なポイントだと思います。


 ●女性、会社員

一気に読みました。
何事にも「感謝の心」を持っている
著者の人柄がにじみ出ているように思いました。
仕事には宝くじのような大当たりはなくて、
コツコツとやった分だけ、一流になれる。
その日々の努力が未来の自分を
明るく導いてくれると教えて頂いたような本でした。
また、何度でも読み返したくなる1冊に出合えました。


●男性、60代(家具製造会社 代表)

同じ家具製造業として
非常に勉強になる。
いかにして技術を継承していくか、
いかにして人財を育成するか、
テキストとして使用させてもらっている。


●男性、10代

秋山木工を見学させてもらいました。
今までの自分には足りなかった考えを
たくさん教えていただきました。
この本では、見学時に聞くことのできなかった
新しい考え方や、
一度聞いたお話を、
もう一度しっかり考え直すきっかけになりました。
自分がこの本を読んで、
思ったことなどを、
多くの人へ伝えていきたいと思います。
ありがとうございました。


●野田義裕様
忘れかけていた
日本の良き育て方を
再確認できました。


●中澤依未様
「一流を育てる」というタイトルに強烈にひかれ、
一気に読みました。
この本を読んで、
一流になるには、職業に関係なく、
人としての心・気・習慣であると気づきました。
「心得」を日々の生活の中で実践していきます。


 ★N様 男性
親にとって読む価値のある1冊


★W様 女性
人を育てるには
強く相手を思う気持ちが大切だとわかりました。


★O様 男性
人としての基本があってこそ
輝くものがあるのだと感じました。
教えていただいた「心得」を
仕事、子育てに生かしていきたいと思います。


★T・S様 70代 経営者
秋山木工様は素晴らしいスピリットを持っておられ、
日本人の最も優れた資質を生かされている会社だと思いました。
しかしこれは、昭和の初期にはたくさんあったと思います。
社長は社員をわが子と思い、
社員は社長をオヤジと慕っていました。
又、親は子どものために、
すべてを尽くし、子どもは長じて恩返しをしました。
自由と権利が今の時代を作ったのかもしれません。

 

 

●はじめに

●序章 心が一流なら、技術も必ず一流になる
一流の職人を育てる
独自の「職人研修制度」
徒弟制度は一流を育てる「仕組み」
一流の職人に必要な「一流の心」
入社したら男も女も丸坊主。携帯電話、恋愛は禁止
一流の根っこをつくる『職人心得三十箇条』
コラム 職人の道具 かんな

●『職人心得三十箇条』
職人心得1 挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
職人心得2 連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得3 明るい人から現場に行かせてもらえます。
職人心得4 周りをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
職人心得5 人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
職人心得6 愛想よくできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得7 責任を持てる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得8 返事をきっちりできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得9 思いやりのある人から現場に行かせてもらえます。
職人心得10 おせっかいな人から現場に行かせてもらえます。
職人心得11 しつこい人から現場に行かせてもらえます。
職人心得12 時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得13 道具の整備がいつもされている人から現場に行かせてもらえます。
職人心得14 掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。
職人心得15 今の自分の立場が明確な人から現場に行かせてもらえます。
職人心得16 前向きに事を考えられる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得17 感謝のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得18 身だしなみのできている人から現場に行かせてもらえます。
職人心得19 お手伝いのできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得20 道具を上手に使える人から現場に行かせてもらえます。
職人心得21 自己紹介のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得22 自慢のできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得23 意見が言える人から現場に行かせてもらえます。
職人心得24 お手紙をこまめに出せる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得25 トイレ掃除ができる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得26 電話を上手にかけられる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得27 食べるのが早い人から現場に行かせてもらえます。
職人心得28 お金を大事に使える人から現場に行かせてもらえます。
職人心得29 そろばんのできる人から現場に行かせてもらえます。
職人心得30 レポートがわかりやすい人から現場に行かせてもらえます。
コラム 職人の道具 のみ

●結章 一流職人への道
一流への道筋
人間は、みんないい芽を持っている
高学歴者には「バカになれ」と言う
気持ちのいい挨拶は一流の第一条件
「木の道」に恥じないように生きる
親孝行のできない人は一流になれない
親と二人三脚で育てる
人生はすべて自分の時間
「できる職人」ではなく「できた職人」を育てる
「世のため」「人のため」に働くと命が輝く

●おわりに

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